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September 2011の記事

第2回上野原トレイルレース(反省文のようなもの)

昨日は人生初チャレンジとなる38kmトレイルランに参加してきました。とはいうものの、結果は惨敗で途中リタイアになってしまったのですが・・。
これに出ました。
「第2回上野原トレイルレース」
あまりの太刀打ちのできなさ加減にメチャクチャ悔しいので、一部始終を記録しておきます。来年はもう少し先まで走破したい。

実はこのレースのために2ヶ月前から猛特訓(以前と比べれば、ですが)してまして、元気な日は10km以上走り累積すると月に100km以上。我ながらよく頑張ったなと感心していました。そして本番に備えて水筒を仕込んであるリュックやトレイルラン専用シューズなんかも買いそろえてありました。(道具を買ったらなんだか走れるような気になってたし)今までに15kmのトレイルランには出た事があったので、まあそれの2倍ちょっとだからペースを落とせばなんとかなるだろうというのが僕の読みでした。

さて緊張のレース当日。

<4時>
6時半までに受付をしなければならないので4時起床。嫁さん叩き起こしておにぎり6つ作ってもらい、朝ご飯に2つ食う。水筒にはポカリを薄めたヤツを1リットル充填。今回はジェルの類いは無しにした。

<5時>
電車に乗る。が、なんと!おにぎり荷物に入れるの忘れた!!こりゃ途中で食料をなんとかせねば・・。スタート前から暗雲が漂う。

<6時>
上野原駅到着。コンビニ発見。固形のカロリーメイトを2箱ゲット。受付を済ますが、なんだかいつものレースと雰囲気が違う・・。なんか張りつめた雰囲気が漂ってるぞ。おまけに出場者の体型がみーんな痩せ形だ!男女比は7:3くらいか。とにかく完走が目標なのでスピードは出さずに行こう。
Uenohara0001
<7時(スタート)>
どうせ僕は遅いからと思って最後尾近くからスタート。しかしそれがいかんかった。初めの1.5km位は町中と幅の広い林道だったのだが、いきなり細い登山道に突入。当然1列縦隊になるので登山道の手前で大渋滞に!15分以上ロス。
Uenohara0002

<7時半(30分経過)>
登山道に入る。「登りも下りもすれ違うのがやっとの幅」「木の根がむき出しになっていてそれに足を掛けて登る傾斜」「丸太等による階段などの整備はほとんどされていない」「上りや下りの途中には平坦な場所は皆無」と書けばどの程度の登山道かお分かり頂けるだろうか。前に出た青梅のコースのキツい登りが延々続くという感じ。

<8時半(1時間半経過)>
ひたすら登り。平坦な場所や下りはほとんど無い。走るなんて無理で早足で登るのがやっと。このころから担いだ水筒のポカリの消費が激しくなる。やばい、給水所で水の補給ができなかったらアウトだ。足の筋肉の方はまだまだ元気だし間接も大丈夫。

<9時半(2時間半経過)第1関門(給水・バナナ)>
第1関門到着。7.35km地点。足切りが10時なので結構ギリギリ。背中の水筒に満タンに水を補給できた(2リットル)。バナナをもらって食う。自分の食料は温存。まだ7.35kmかよ!20分/kmって何?!足はまだ大丈夫だが登りで息が切れるようになって来た。水を飲めば回復するのだが・・

このあともキツい登りの連続と、申し訳程度の下りが続く。登山道の傾斜はほぼ一定で、かなりの急傾斜。場所によってはロープを掴まないと登れない箇所もある。初めは下りは走ってたんだけど、だんだん走れなくなってきた。でも、まだほとんど立ち止まらずに進める程度には元気。ただ、水の消費スピードと発汗量が尋常じゃない。このあと矢平山~船山~トヤ山~立野峠と、スタート地点から計算すると標高差600m~800mの山々を越える。山の頂上と頂上の間は標高差100mくらいの下りがあり、また登る。その繰り返し。コースの途中に立っている係の人から塩を数回もらって舐める。あれ?しょっぱく感じないぞ・・?
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<11時半過ぎ(約4時間半経過)>
コースの中で3番目に高い倉岳山の山頂に到着。14.07km地点。登山客が多くなる。見晴らしがとってもいいのだけど眺めを楽しむ余裕はゼロ。水が心もとなくなってきた。水を飲まないと登りで足が止まる。下りでも膝廻りがだいぶきつくなってきた。でもふくらはぎと太ももが大丈夫なのが救い。感覚が麻痺してるけど腹も減っているはず。水がなくならないうちにカロリーメイトを流し込まないと!

<12時過ぎ(約5時間経過)>
コース中、2番目に高い高畑山の山頂に到着。15.75km地点。最後の水でカロリーメイトを胃に流し込む。水筒の水終了・・・。次の給水地点まであと2.1km。平地ならなんてことない距離なんだがこのコースではとてつもなく長く感じる。やばい雰囲気が漂ってきた。でもまだ足は行けそう。

ここからが・・しんどかった。おそらく空腹感はなかったけどエネルギーが尽きてきていたんだと思う。だんだん気持ち悪くなってきた。そしてなんといっても水が無いのが辛かった。登りで息切れを起こして数分置きに休憩するはめに。さらに足の筋肉に力が入らなくなってきたため、下りで間接廻り(筋や健)が痛くなってきた。頭を「自主的リタイア」の文字がちらつき始める。とうとう下りでも途中休憩を入れないと進めなくなってきた。

<13時(6時間経過)給水所(500mmペットボトル・漬け物のキュウリ)>
やっとの思いで雛鶴峠の給水所に到着。17.85km地点。水をもらって飲むと朦朧としていた頭がはっきりしてきた。ああ、やっぱり水分不足だったのね。と、ここでしばし考えた。第2関門(25.2km)は14時で足切りなので「通過」するのは絶対に無理。でも第2関門までは走らせてくれるらしい。だがこの先20分/kmのペースが出せたとしても7.35kmだから約2時間半。それを500mmペットボトルの水とキュウリだけで乗り切れるだろうか?おまけに足もこの1時間でかなりダメージを受けてる。

「無理だ」

そう結論が出ました。残念だけど。山中で本格的に走れなくなっちゃったら係の人にかなり迷惑をかけそうだしね。(そのくらい山奥なんですよ)給水所は舗装道路近くに設定されているので、少し歩いて下ったらマイクロバスが待っていました。20分くらいバスに揺られてスタート地点に帰還。もうね、なんて言うか完走してないとかなり鬱ですよ。上位走者がゴールするのを陰から眺めながら、振る舞いのうどんを食べてそそくさと帰路につきました。

そんなわけで失意に打ちひしがれて帰ったんですが、正直今年の僕のポテンシャルでは38kmはもとより25キロも無理のようです。第2関門まで走りきるにしても、もっと筋力が必要な気がします。それか体重をもっと落とすか(かなり難しいけど)。あとは水の消費をどう押さえるかが問題です。食料も水が無くても飲めるジェルでないとダメですね。
反省点ばかりの今回のレースですが、コースも半分くらいは分かったし問題点もある程度明確になりました。来年こそは・・・!!

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CAMELBAK

リュック購入。これです。

はるばる南大沢のアウトレットにあるモンベルショップまで行ってきました。
容量が比較的大きいのでハイスピードのトレイルランには向いてませんね。ただ今回は水と食料が入らないときっと遭難する、というかリタイヤするのが目に見えているので割り切ってこれに決定。なんせ、10キロのトレイルランの前におにぎり3つ食べないと後半失速する人ですから、僕は・・。
あと、意外にこれ普段使えます。ちょっとした外出の時に便利です。
本番前に既に元をとった気分。
さーて、38キロ走りきれるのか・・・?

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8月の読んだ本まとめ

8月も少ないですねー。記録的に少ないです。
さて、8月は某氏にお勧めされた「蝦夷地別件」by船戸与一です。アラブ世界を舞台とした「砂のクロニクル」でかなりガツンとやられたので期待してました。今回は舞台は江戸時代の北海道。相変わらず何人もの登場人物達がからみあって大きな事件に関わっていく様を描かせたらこの著者はすごいですね。おまけに読んでいるうちに「蝦夷(アイヌ)」に強制的に感情移入させられてしまう。いつのまにか内地の人間は「敵」だと思っている自分がいて怖い(笑)。謎解き要素もあるのでぐいぐい読み進んでしまい読み終わるまであっというまでした。ただ、最後ちょっとエンターテインメントに走ってしまい復讐物語として収束させてしまったのはもったいない!そんなものなくても物語の力は十分あったのに・・。


8月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1783ページ
ナイス数:21ナイス

蝦夷地別件〈下〉 (新潮文庫)蝦夷地別件〈下〉 (新潮文庫)
江戸末期の北海道(蝦夷地)を舞台とした、国籍や立場の異なる登場人物が絡みあう群像劇。蝦夷の独特の言葉を読み搾取される蝦夷達を見ていると、まさに日本ではない異国の地にいる気分になってくる。誰が何を考えて動いているのか、背景はなんなのか、国同士の駆け引きや謎も多くちりばめられており時間経過は長いのだけれど展開は早い。キーマンとなる登場人物達がお互いに密接に関わりすぎているのが若干不自然に感じるが、ダイナミックなストーリーと個人的な事情を絡ませる書き方はさすがで一気に読めた。
読了日:08月22日 著者:船戸 与一
蝦夷地別件〈中〉 (新潮文庫)蝦夷地別件〈中〉 (新潮文庫)
感想は下巻に。
読了日:08月22日 著者:船戸 与一
蝦夷地別件〈上〉 (新潮文庫)蝦夷地別件〈上〉 (新潮文庫)
感想は下巻に。
読了日:08月22日 著者:船戸 与一

読書メーター

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7月の読んだ本まとめ

いまさらですが、7月分のまとめです。
7月は少ない!どうも仕事のペース配分がうまくなくて、読む時間が確保しにくい・・などと言い訳。
さて少ない中で取り上げるとすると岩波新書の「イスラエル」ですかね。限られたページ数の中に詰め込まれていますので少々読みにくいですが、内容は入門者には十分でした。
昔から不思議だったんですよね、20世紀にもなってなんもないところに突然国が出来ちゃうなんてどういうことだったんだろうって。まあ共産圏が崩壊したり、アフリカでも内戦の結果国が分裂しちゃう現代では不思議でも何でもないんだけど。ただ、「宗教によって結びついたイスラエル人による単民族国家」だと思っていたのが、実はそうでもないということがこの本のおかげで分かった。そんな単純な話あるわけないよね。

「ねじまき少女」の方はたくさんの賞をとったらしいので期待してたんだけど、ちょっと期待はずれ。近未来の東南アジアという雑多な世界を舞台としたサイバーパンクな世界観は好きなんだけれど、新人類と呼ばれる遺伝子操作された「日本人より日本人らしい」「人造人間(少女)」が「日本で作られ」「日本の実業家の秘書のような働かせ方をしている」というのは理解できない。ステイタスのために所有するという考え方もあるでしょうが、おそらく国内では悪趣味だと思われるのでは・・・。

7月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1246ページ
ナイス数:32ナイス

居住の貧困 (岩波新書)居住の貧困 (岩波新書)
政策策定という視点からセイフティーネットとしての公営住宅などの必要性を説く本書。政策論なので理想主義的で公共サービスありきのため、国や地方公共団体の財政が厳しい現在ではいささか説得力が足りない。だが、住宅に関わる者なら公共の精神を忘れないためにも読んでおいた方がいいかも。
読了日:07月20日 著者:本間 義人
ねじまき少女 下 (ハヤカワ文庫SF)ねじまき少女 下 (ハヤカワ文庫SF)
環境破壊による海位上昇と、パンデミックに大打撃を受けた後の近未来の物語。舞台はタイ王国で、細かい状況の説明はほとんどない。様々な人々が登場しそれぞれの事情と欲望が絡み合ってひとつの歴史が動く瞬間を描いている。舞台は狭い範囲だしハッピーエンドとはとても言えないにもかかわらず、物語はダイナミックで面白い。ただ、ねじまきと呼ばれる遺伝子操作された新人類の女の子達が日本で作られ教育されているという点だけがどうにも違和感が残る。
読了日:07月17日 著者:パオロ・バチガルピ
ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF)ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:07月17日 著者:パオロ・バチガルピ
イスラエル (岩波新書)イスラエル (岩波新書)
イスラエルの建国の過程について、全く知らなかったので勉強になった。単民族国家ではないことがようやっと理解できた。しかし、60年の歴史をこのページ数で網羅するのはやはり無理があり、表面をなぞる感じなのはいた仕方ない。一番興味深く読めたのが後書きという・・。
読了日:07月11日 著者:臼杵 陽

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