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July 2011 posts

武士会?

先月末なんですが、ネット上で知り合った方達と飲む機会がありました(同じ建築業界なのですけどね)。でも面白いのはふた方ともとても遠いところにお住まいであるという事。遠隔地の方と知り合いになるというのは一昔前なら非常に難しい事ですが、今ならwebを通じて知り合う機会がいくらでもある。
でも、我々はバーチャルではないリアルな建築業界の住人。オフラインで会って初めて判断するところが多分にあるわけです。

たまたまおふた方が東京出張で来られるということだったので、せっかくだから武士会やりましょうということになり若干緊張気味ででかけたわけです。あ、「武士会」ってネーミングに深い意味はないですよ。アラフォーが「オフ会」じゃ軽すぎるし、仕事の「打ち合せ飲み会」って訳でもない。たまたまツイッターで話題にした「女子会があるなら武士会もあるだろう」ってツイートに便乗したってところです。

さて、夜の神田に集合。
一人目は北陸地方から来たHさん。今年の始めにも1度お会いしたんですが、話がうまくて気遣いで人を巻き込み、精力的に走り回ってネットワークを作る典型的な坂本龍馬タイプ。その根っこはパンク魂というパンク侍。残念ながら龍馬認定はもらえなかったようですが(笑)。今回の武士会もこの方のセッティング。
二人目は中国地方から来たWさん。初めてお会いしましたが・・・武士だ、この人も武士だ。いきなり刀を抜いて威嚇したりしないところが逆に怖い。面白くなってきました。

こういう信念のある人たちと飲んで楽しいのは、仕事の話をほとんどしなくても延々飲めるというところ。あと、刀抜かない人に抜かせる楽しみもあったりして。いや、今回は会話の端でチラッと覗き見ただけでしたけど、ギラっとしてましたよ。きっと色々な経験を積んできたんだろうなぁ。また是非お話したいですね。3時間、あっという間でした。また次回も!

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6月の読んだ本まとめ

さあ、暑くて本の読みにくい季節になってまいりましたね。
クーラーはできるだけつけない生活を心がけていますので夏は暑いと相場が決まっておるのです。
あ、別に思想的な理由とか震災があったからとかいう理由「だけ」ではないので念のため。

さて、6月は10冊。
今月ハマったのは鑑識官リンカーン・ライムのシリーズ。アメリカのテレビドラマ「CSI」にもハマった実績があるんですが(その節はDVD貸して頂いたSさん有り難う)、やはり科学捜査というものは面白い。さらにこのシリーズは、物語内の日数が1週間以内というのがすごい。スピード感が最高です。
それから「ドリアングレイの肖像」は以前読んだ「山猫」と、貴族というものについて対比すると面白い。同じ退廃でも質が全く違う。
一報で、扱いに困ったのは「恐るべき子どもたち」。ストーリーを読みこむべきなのか、情景を美しいと「感じる」読み方をするべきなのか不明。姉弟の我が儘っぷりに辟易しちゃうと、ストーリーとしては読みにくい事この上ない。しかし実はこの姉弟にはモデルがいたんだそうで、そう思って見直すと感じるものも無いではないが・・・。

6月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3901ページ

コフィン・ダンサーコフィン・ダンサー
ライム&サックスの鑑識官コンビの2作目。今回は凄腕の殺し屋が相手。物語内の期間が短いことと、相手が凄腕であることでものすごい緊張感が最初から最後まで持続するところが凄い。途中で読むのをやめられない。若干説得力に欠ける部分も無い訳ではないが、それでもこのスピード感と設定の細かさと、どんでん返しのあざやかさは驚きだ。次作にも期待。
読了日:06月30日 著者:ジェフリー ディーヴァー
ボトルネック (新潮文庫)ボトルネック (新潮文庫)
何もかもがうまくいかない「僕」が突然放り出されたパラレルワールドのような世界。SFチックな設定のライトミステリーだが、正直言えばSFとしてもミステリーとしても青春ものとしても物足りなかった。他作品に期待。
読了日:06月30日 著者:米澤 穂信
恐るべき子供たち (光文社古典新訳文庫)恐るべき子供たち (光文社古典新訳文庫)
お互いを攻撃しつつも、同時に依存する関係である姉弟。社会生活に馴染めないが生活には困らない彼等は、自分たちと少数の他者だけで完結した、ある意味恵まれた環境にある。大人へと成長する必要のなかった彼等のユートピアが崩れ行く様は、驚くほど呆気ない。
読了日:06月30日 著者:コクトー
ミストボーン―霧の落とし子〈3〉白き海の踊り手 (ハヤカワ文庫FT)ミストボーン―霧の落とし子〈3〉白き海の踊り手 (ハヤカワ文庫FT)
魔法に代わる「体内の金属燃焼」で起こす能力が支配する世界を舞台に、身寄りの無いヒロインが成長していくファンタジー。「帝国」「圧政」「貴族」「無力な民」「不思議な力」「義賊」「実は高貴な血筋」などおおよそヒロイックファンタジーに必要な要素はほとんど網羅しているのだけど、若干世界設定と人間描写が甘く感じる。それでも、<能力戦>描写と<最後のどんでん返し>のストーリーで帳消しにしてくれる力があった。最初は違和感のあった金属燃焼のシステムが、実は頭使う上に緊張感もありアクションも派手だし非常に面白い。続編も読む。
読了日:06月23日 著者:ブランドン サンダースン
ミストボーン―霧の落とし子〈2〉赤き血の太陽 (ハヤカワ文庫FT)ミストボーン―霧の落とし子〈2〉赤き血の太陽 (ハヤカワ文庫FT)
感想は3巻に。
読了日:06月23日 著者:ブランドン サンダースン
ミストボーン―霧の落とし子〈1〉灰色の帝国 (ハヤカワ文庫FT)ミストボーン―霧の落とし子〈1〉灰色の帝国 (ハヤカワ文庫FT)
感想は3巻に。
読了日:06月23日 著者:ブランドン サンダースン
インシテミルインシテミル
怪しいモニター募集に応募した大学生が主人公。クローズドサークルな場所と設定にドキドキしながら読み進める。案の定事件が起こるが、推理のとっかかりがほとんどなくて流れに任せていると、終盤に突然事態がバタバタと変わり出してだんだん全体像が見えてくるのだが・・。いや、突如内輪ノリで緊張感がガタ落ちですよ。一番盛り上がってしかるべきところなのにー。途中までは良かったのになぁ。
読了日:06月12日 著者:米澤 穂信
ボーン・コレクターボーン・コレクター
元凄腕鑑識のライムと熱い女性警官アメリアのタッグによる1作目。骨に執着する連続殺人犯は何故か次の犯行のヒントを必ず残して行く。現役に引き戻されたライムは超偏屈なのだが、とにかく優秀でワクワクさせられる。自分が動けないので、反抗的なアメリアが代わりに現場に向かうのだがそのやりとりがまた面白い。科学分析、謎解き、スリル、アクション、人間ドラマまで入った贅沢で完成度の高いエンターテイメント。
読了日:06月12日 著者:ジェフリー ディーヴァー
氷菓 (角川スニーカー文庫)氷菓 (角川スニーカー文庫)
省エネ少年折木の古典部での謎解き高校生活。謎についてはとても身近で突飛な事は何ひとつ起きないので、安心して読める代わりに刺激も少ない。どちらかというとキャラものとして読みながらパズルを楽しむとよい。
読了日:06月12日 著者:米澤 穂信
ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)
罪や老いを全て肖像画に肩代わりさせ、行為の結果について自分の事として考えなくてもよくなったドリアン。ひたすら快楽主義に走るけれども、満足感からは程遠い。これは貴族から責任と誇りを取り除いたとした時に見えてくるものでもある。ドリアンの言うように、人生を芸術と考えた時に「美しさ」とははたして快楽なのか。
読了日:06月12日 著者:ワイルド

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